2009年10月27日火曜日
リフレッシュメント・トレーニング実施中
先週は、
モンボシで始めたコミュニティーの能力強化のための
リフレッシュメント・トレーニングでバタバタしておりました。
今回のトレーニングの目的は、
「地域の自立的・自発的な活動ができるよう、
地域のグループの意識を高め、
活動実施に必要な技能の再確認すること」です。
一度トレーニングをしたからと言って、
いきなり全てが身につくものではありません。
トレーニングを受講し、実際に現場での活動を実施し、
経験を通して出てきた疑問や失敗を持ち寄ることで、
もう一度知識や技能を再確認し、深めてゆく。
人生って、ずっとその繰り返しですね。
先週のトレーニングは、特に地域のグループでの活動に焦点を当てました。
さらには、2008年4-5月にかけて養成され、
CHWとして働き始めて1年ちょっと。
来週からは、コミュニティーヘルスワーカーさん達の個人の技能へ焦点を当てた別のトレーニングと2重でアレンジしました。
トレーニングの始まりは毎回、お祈りから始まります。
それから、自己紹介。
私も初日、最終日を含め、3日ほど参加しました。
自己紹介では名前だけではなく、
所属先、結婚しているかどうか、子どもの数、趣味も言えと。。。
「あ、適用外の質問は、そう答えてくれればいいから」
って、講師の一言、余計だから!(苦笑)
最終日には、ジェンダーの問題で議論が白熱。
朝から晩までの男女それぞれの一日の行動を書きだして比較してみると、
内容的には全く同じ。
洗顔、朝食、畑仕事、昼食、畑仕事、夕食。。。
違うところは女性の方に、朝食『準備』、昼食『準備』、
夕食『準備』が含まれた揚句に、床の『準備』まで・・・。
そして、男女の一日の締めくくりの活動はそれぞれ、
男:Intimate Expression
(←綴りが間違っていたらしく、どういう言葉かは不明のまま)
女:Sexual Act
すかさず講師が、「IEっていったいどういう意味だ?」と質問すると、
発表をしていたCHWのアルフレッドさんは、しどろもどろ。
いや、恥ずかしがるようなことではないでしょうに…。
CHWとして働いているんだし…。と、皆で苦笑。。。
しかし、それにしても、この段階で既に男女の差別が形となって明確に。
男じゃなきゃできない行動、女じゃなければできない行動は書かれておりません。
にもかかわらず、女性の方が労働量ははるかに多いというこの現状。
挙句の果てに、表現の仕方にまで現れる、女性の性に対する思慮のなさ。
それに対して、クラスでもマッチョなフェニアス君。
「男は、夜の生活のために十分休んでおかないと、
奥さんが満足せずに出て行ってしまうから」と、冗談とも本気ともとれるコメントを…。
さすがに冗談にならないなぁと思ったものの、
ヒステリーを起こしても建設的な議論にならないと思い、
「ふーん。ザンビアの男の人は、その『IE』とやらのために、
女性が働いている間中ただ休んでいるんだぁぁ。
でも、男性が準備万端になったころには、
女性の方は『SA』する気にもならないほど疲れちゃっているから、
逃げられる心配もなくなっていいことだねぇ。」と冗談で切り返すと、
クラス中が大爆笑。
アルフレッドさんもフェニアスさんも苦笑いしながら、トレーニングは修了しました。
それにしても
ジェンダーの問題は根が深いため、変化を生むにも時間がかかるなぁと
改めて感じたトレーニングでした。
2009年10月13日火曜日
2009年10月12日月曜日
TICOとはなんぞや・・・?
4か月程前、郡保健局より立て替えていた資金を
返済していただきました。
小切手で。
切られた小切手はIndo-Zambia銀行カブエ支店。
カブエの街は、郡保健局からさらに1時間程車で行ったところなので、
当然、ルサカの本店に現金化してもらいに行ったわけです。
そうしたら・・・。
「これは、『オープンチェック』でないので現金化できない。
署名をもらってこい」といわれました。
これが、3か月前。
しょうがないので小切手を郡保健局に持って帰り、
オープンチェックというものにしていただいて、
改めて今日、ルサカIndo-Zambia銀行本店に持っていったわけです。
そうするとマネージャーらしきおじちゃんは・・・。
「これは、TICO宛ての小切手だ。君はTICOではないので、
君に現金を渡すことはできない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?
私「・・・。いや、私。そのTICOを代表している者なんですけど」
マ「いやいや。しかし、君は『TICO』ではない」
私「いや、TICOです。」
マ「いや、君の名前はTICOなのか?」
私「いや、TICOではないですけど」
マ「そうらみろ。だから、君はTICOじゃないからだめだ」
私「ええええ?そういう問題?」
このような不毛な押し問答が数回あり、
「TICOという銀行口座にいったんこの金額を入れてから、
君が引き出すのはかまわない」とマネージャー。
なんでやねん!?
その後も延々と議論が続く負けず嫌いな私・・・。
私「TICOというのは団体名であって、銀行に来るのも、お金を扱うのも、
その団体を代表している『人間』ですよね!?」
マ「とにかく、君はTICOじゃないから、TICO名義の口座がある
S銀行へ行きたまえ」
私「お宅の銀行には、他の団体そのものがやってくるんですか?机とか?」
マ「…う。(汗)そ、そんな意味ではない。」
私「前回こちらの銀行に来たときに、
オープンチェックにすれば現金化できると説明されたんです」
マ「それは間違いだ」
私「私がこのお金をねこばばするとでもおっしゃりたいんですか?」
マ「そ…そんなことは言ってない。
郡保健局が君の名前を宛名にするべきだったんだ。」
私「これは仕事での支払いなので、団体名で小切手を切るのは当然です。」
マ「だから、S銀行の口座に行ったん入れてから引き出したまえ」
私「同じことじゃないですか」
マ「いや、違うんだ。これはプロのアドバイスだ」
私「じゃぁ、例えば郡保健局が宛名をTICO/Jun Yoshidaと両方
書いてあったら、どうなるんです」
マ「・・・・それは…。(汗)我々は第3者になるので。。。
えーっと、カブエ支店にいかねばならない。」
私「えええええ?だって、ここが『本店』ですよねぇぇ!?」
マ「とにかくだめだなものはだめなんだ。
S銀行に行きたまえ。専門家のアドバイスは聞くものだ!」
あーりーえーなーいぃぃー!
とは思いつつも、これ以上無駄にする時間もエネルギーもなかったので、
結局帰ってきてしまいました。
くぅぅ、意味もなく敗北感…。(握りこぶし)
最近TICO事務所にもらわれてきた子猫を見て和みます。
あぁ、動物セラピーって効果がありますねぇ。(うっとり)
返済していただきました。
小切手で。
切られた小切手はIndo-Zambia銀行カブエ支店。
カブエの街は、郡保健局からさらに1時間程車で行ったところなので、
当然、ルサカの本店に現金化してもらいに行ったわけです。
そうしたら・・・。
「これは、『オープンチェック』でないので現金化できない。
署名をもらってこい」といわれました。
これが、3か月前。
しょうがないので小切手を郡保健局に持って帰り、
オープンチェックというものにしていただいて、
改めて今日、ルサカIndo-Zambia銀行本店に持っていったわけです。
そうするとマネージャーらしきおじちゃんは・・・。
「これは、TICO宛ての小切手だ。君はTICOではないので、
君に現金を渡すことはできない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?
私「・・・。いや、私。そのTICOを代表している者なんですけど」
マ「いやいや。しかし、君は『TICO』ではない」
私「いや、TICOです。」
マ「いや、君の名前はTICOなのか?」
私「いや、TICOではないですけど」
マ「そうらみろ。だから、君はTICOじゃないからだめだ」
私「ええええ?そういう問題?」
このような不毛な押し問答が数回あり、
「TICOという銀行口座にいったんこの金額を入れてから、
君が引き出すのはかまわない」とマネージャー。
なんでやねん!?
その後も延々と議論が続く負けず嫌いな私・・・。
私「TICOというのは団体名であって、銀行に来るのも、お金を扱うのも、
その団体を代表している『人間』ですよね!?」
マ「とにかく、君はTICOじゃないから、TICO名義の口座がある
S銀行へ行きたまえ」
私「お宅の銀行には、他の団体そのものがやってくるんですか?机とか?」
マ「…う。(汗)そ、そんな意味ではない。」
私「前回こちらの銀行に来たときに、
オープンチェックにすれば現金化できると説明されたんです」
マ「それは間違いだ」
私「私がこのお金をねこばばするとでもおっしゃりたいんですか?」
マ「そ…そんなことは言ってない。
郡保健局が君の名前を宛名にするべきだったんだ。」
私「これは仕事での支払いなので、団体名で小切手を切るのは当然です。」
マ「だから、S銀行の口座に行ったん入れてから引き出したまえ」
私「同じことじゃないですか」
マ「いや、違うんだ。これはプロのアドバイスだ」
私「じゃぁ、例えば郡保健局が宛名をTICO/Jun Yoshidaと両方
書いてあったら、どうなるんです」
マ「・・・・それは…。(汗)我々は第3者になるので。。。
えーっと、カブエ支店にいかねばならない。」
私「えええええ?だって、ここが『本店』ですよねぇぇ!?」
マ「とにかくだめだなものはだめなんだ。
S銀行に行きたまえ。専門家のアドバイスは聞くものだ!」
あーりーえーなーいぃぃー!
とは思いつつも、これ以上無駄にする時間もエネルギーもなかったので、
結局帰ってきてしまいました。
くぅぅ、意味もなく敗北感…。(握りこぶし)
最近TICO事務所にもらわれてきた子猫を見て和みます。
あぁ、動物セラピーって効果がありますねぇ。(うっとり)
2009年10月5日月曜日
体力勝負!
皆様、
とうとう10月ですね。
ザンビアも、一昨日の土曜日に今年初めての雨が降りました!
雨が降れば、洗濯物が乾きにくく、カビが生えやすくなるだけでなく、
例のやつらが増えます。
そう。。。
「蚊」です!
世銀からの支援で配布された蚊帳が、各地に配られるということになり、
モンボシ地区も受け取りに来いとのお達しがありましたので、
さっそく、トラックの配車支援をすることにし、私も一緒に乗り込んでいってきましたよ。
モンボシのヘルスポストからは、各地域担当者が自転車や牛車等で
受け取りに来る手配も事前にすませ、配布に係る注意事項も共有され、
「モンボシ地区はすごく連携がうまく取れているなぁ」と大感激。
後は、受け取り当日積んで、モンボシに運んで、下ろすだけだし。
楽勝、楽勝。
9月29日。朝9:30にチサンバ・クリニック到着。
ま、待たされるのは想定内だったので、
CHWさんとのんびり、担当者が準備してくれるのを待っている間
おしゃべりしながら待っておりました。
私「どれくらいの蚊帳がもらえるの?」
CHW「モンボシのカバーしている地区は広いから、117パックとちょっと」
私「・・・ふーん。(←あまりぴんときてない)」
・・・・・30分後・・・・・
私「まだ準備できないねぇ…」
・・・・・さらに15分後・・・・・・
私「あ、倉庫のドアが開いた。さて、積み込み始め…ます…か…。
ちょっと待って。あのー。1パックって、何個入ってるんだっけ?」
CHW「50個はいってて、1パック50Kg(にっこり)。全部で6,000枚くらい。」
ら……楽勝、楽勝。。。(汗)
いやぁ、50Kgって…、重いですね。(苦笑)
頑張って運んだんですが、10個で脱落。。。
「あ…。あたしぃ、金具で指切っちゃったしぃ。
トラックの荷台に積み込んだ分の整理するねぇぇぇぇ。」
(←都合のいい時だけ女の子ぶっては見るものの、説得力なし。
完全に聞き流されてました。(苦笑))
午前中だけで終了するかとタカをくくっていたのですが、
結局、チサンバ―モンボシ間を3往復しても終了できませんでした。
ガソリンがなくなり、昼食も食べずに肉体労働をしていたため体力もなくなり、
あと1往復分を残して、この日はあえなくギブアップ。
あ。。。甘かったっす。(ToT)
しかし、さすがにモンボシ地区の皆さんにめちゃくちゃ喜ばれました。
「よくやってくれた!どれだけ助かったか言葉で表せないよ!」
「ガソリン代もばかにならない。TICOのやってくれていることの大きさは皆わかってる!」
「ということで、あと1回分もよろしく。」
はい。ということで。(笑)
翌日、もう1往復して6,000個の蚊帳がモンボシに届きました。
めでたし、めでたし。
とうとう10月ですね。
ザンビアも、一昨日の土曜日に今年初めての雨が降りました!
雨が降れば、洗濯物が乾きにくく、カビが生えやすくなるだけでなく、
例のやつらが増えます。
そう。。。
「蚊」です!
世銀からの支援で配布された蚊帳が、各地に配られるということになり、
モンボシ地区も受け取りに来いとのお達しがありましたので、
さっそく、トラックの配車支援をすることにし、私も一緒に乗り込んでいってきましたよ。
モンボシのヘルスポストからは、各地域担当者が自転車や牛車等で
受け取りに来る手配も事前にすませ、配布に係る注意事項も共有され、
「モンボシ地区はすごく連携がうまく取れているなぁ」と大感激。
後は、受け取り当日積んで、モンボシに運んで、下ろすだけだし。
楽勝、楽勝。
9月29日。朝9:30にチサンバ・クリニック到着。
ま、待たされるのは想定内だったので、
CHWさんとのんびり、担当者が準備してくれるのを待っている間
おしゃべりしながら待っておりました。
私「どれくらいの蚊帳がもらえるの?」
CHW「モンボシのカバーしている地区は広いから、117パックとちょっと」
私「・・・ふーん。(←あまりぴんときてない)」
・・・・・30分後・・・・・
私「まだ準備できないねぇ…」
・・・・・さらに15分後・・・・・・
私「あ、倉庫のドアが開いた。さて、積み込み始め…ます…か…。
ちょっと待って。あのー。1パックって、何個入ってるんだっけ?」
CHW「50個はいってて、1パック50Kg(にっこり)。全部で6,000枚くらい。」
ら……楽勝、楽勝。。。(汗)
いやぁ、50Kgって…、重いですね。(苦笑)
頑張って運んだんですが、10個で脱落。。。
「あ…。あたしぃ、金具で指切っちゃったしぃ。
トラックの荷台に積み込んだ分の整理するねぇぇぇぇ。」
(←都合のいい時だけ女の子ぶっては見るものの、説得力なし。
完全に聞き流されてました。(苦笑))
午前中だけで終了するかとタカをくくっていたのですが、
結局、チサンバ―モンボシ間を3往復しても終了できませんでした。
ガソリンがなくなり、昼食も食べずに肉体労働をしていたため体力もなくなり、
あと1往復分を残して、この日はあえなくギブアップ。
あ。。。甘かったっす。(ToT)
しかし、さすがにモンボシ地区の皆さんにめちゃくちゃ喜ばれました。
「よくやってくれた!どれだけ助かったか言葉で表せないよ!」
「ガソリン代もばかにならない。TICOのやってくれていることの大きさは皆わかってる!」
「ということで、あと1回分もよろしく。」
はい。ということで。(笑)
翌日、もう1往復して6,000個の蚊帳がモンボシに届きました。
めでたし、めでたし。
2009年9月24日木曜日
知ってました?
みなさん。
突然ですが、車のラジエーターが壊れたことありますか?
日本であればJAFに電話なんですが、ザンビアだとどうしますか?
今朝、モンボシからの帰り道。
ドライバーのガバナー君が眉間にしわを寄せているので、
どうしたのかと思ったら、車の温度計が急上昇。
ふとみると、ボンネットの隙間から湯気がでているじゃぁありませんか。
あちゃぁ、これはラジエーターか?
と、脇に車を寄せ、ボンネットを開けて調べたところ、
やはり水が漏れている…。
事務所待機中のもう一人のドライバーのスルさんに
けん引してもらえるよう連絡をして、エンジンを冷やしながら待っていると、
そこに、トラック野郎のお兄ちゃんが通りかかりました。
親切な彼は水を分けてくれ、さらにラジエーターに穴があいていると知るや、
自分のトラックから魔法の粉を取り出してきて、
「これをラジエーターにいれて、水を入れれば大丈夫だ!」と。
パウダーが壊れた隙間に入り込み、漏れを防いでくれるらしい。
おおおお、そんな便利な応急処置用のパウダーがあるのか!?
それなら、今後も、万が一のために買って、車に常備しておこう!
その黄色の魔法の粉を注ぎ、水を足し、待つこと数分。
なんと、あっという間に温度計が平常温度まで下がったではありませんか!
エンジンをかけ、ゆっくり走りだしても温度は下がったまま。これはいける!
ありがとう!ありがとう!さわやかに手を振って走り去るトラック野郎。
かっこいいぜ!日焼けした高倉健みたいだ!!(うそ)
途中で合流したスルさんには、万が一のために後ろを走ってもらったものの、
結局、事務所まで無事に到着。
すげぇーぜ、魔法の粉!
ラジエーターは、明日、修理のためにガレージに持ってゆきます。
これが、その魔法の粉の正体。(笑)
うそじゃないってばぁ!(インド人もびっくり)
突然ですが、車のラジエーターが壊れたことありますか?
日本であればJAFに電話なんですが、ザンビアだとどうしますか?
今朝、モンボシからの帰り道。
ドライバーのガバナー君が眉間にしわを寄せているので、
どうしたのかと思ったら、車の温度計が急上昇。
ふとみると、ボンネットの隙間から湯気がでているじゃぁありませんか。
あちゃぁ、これはラジエーターか?
と、脇に車を寄せ、ボンネットを開けて調べたところ、
やはり水が漏れている…。
事務所待機中のもう一人のドライバーのスルさんに
けん引してもらえるよう連絡をして、エンジンを冷やしながら待っていると、
そこに、トラック野郎のお兄ちゃんが通りかかりました。
親切な彼は水を分けてくれ、さらにラジエーターに穴があいていると知るや、
自分のトラックから魔法の粉を取り出してきて、
「これをラジエーターにいれて、水を入れれば大丈夫だ!」と。
パウダーが壊れた隙間に入り込み、漏れを防いでくれるらしい。
おおおお、そんな便利な応急処置用のパウダーがあるのか!?
それなら、今後も、万が一のために買って、車に常備しておこう!
その黄色の魔法の粉を注ぎ、水を足し、待つこと数分。
なんと、あっという間に温度計が平常温度まで下がったではありませんか!
エンジンをかけ、ゆっくり走りだしても温度は下がったまま。これはいける!
ありがとう!ありがとう!さわやかに手を振って走り去るトラック野郎。
かっこいいぜ!日焼けした高倉健みたいだ!!(うそ)
途中で合流したスルさんには、万が一のために後ろを走ってもらったものの、
結局、事務所まで無事に到着。
すげぇーぜ、魔法の粉!
ラジエーターは、明日、修理のためにガレージに持ってゆきます。
これが、その魔法の粉の正体。(笑)
うそじゃないってばぁ!(インド人もびっくり)
2009年9月16日水曜日
JICA大島副理事長のモンボシ訪問
またまた間があいてしまいました。
すみません。
8月からほぼノンストップで、多くの方がモンボシを訪問してくださいました。
栄養関連に関心のある学生団体(12名)から始まって、IFMSA医学生3名、
さらに9月7日からは4日間に渡り、鳴門教育大学の近森憲助先生が、
モンボシにある4つの小中学校にて、糸電話を使った理科実験教室を実施してくださいました。子どもたちも大喜びでしたよ!
今月の地球人カレッジにて報告をしてくださるので、
ぜひ皆さん参加してください。
そして、9月15日は、JICA本部より大島副理事長がザンビアを訪問され、
TICOのモンボシのプロジェクトも短い時間ではありましたが、視察してくださいました。
もと国連事務次長だけあって、とても視野の広い方だなぁと感じました。
御同行されたアフリカ部の方からは、技術的な質問等もいただきました。
あわただしく、ほんの20分程の訪問でしたが、
モンボシのヘルスポストの看護師さんやCHWさん達の、
細やかな日々の活動をアピールできたと思います。
「JICAの大型案件で支援しているもっと大きな病院より、きちんと記録とかつけてるね!すごい!!」と、おほめの言葉もいただけました!
まぁ、お世辞かも知れませんが(笑)。
でも、ムクンバ看護師さんやCHWさん達の日々の小さな活動の積み重ねを、
きちんと評価していただけたのは本当にうれしかったです。
今回の訪問団が刺激になって、これまで以上にコミュニティーの皆がヘルスポストを盛り立ててくれることと思います。
あ、最後に。
お礼を言って、ルサカに向けてモンボシを出発した1分後。
CHWのバンダさんからあわてた様子で緊急電話が。
何しろ走っている車中で聞き取りにくいのですが、あまりのあわてた様子に、
いったい何事かと一生懸命耳を澄まし、ようやく聞き取った彼の言葉は・・・。
「訪問者サイン帳に名前書いてもらうの忘れたぁーっ!」
・・・・・いや、そのためだけにUターンするの無理だから。(笑)
残念でした。
次回、アンジェリーナ・ジョリーあたりに視察訪問してもらえたら、ぜひ!ね。
すみません。
8月からほぼノンストップで、多くの方がモンボシを訪問してくださいました。
栄養関連に関心のある学生団体(12名)から始まって、IFMSA医学生3名、
さらに9月7日からは4日間に渡り、鳴門教育大学の近森憲助先生が、
モンボシにある4つの小中学校にて、糸電話を使った理科実験教室を実施してくださいました。子どもたちも大喜びでしたよ!
今月の地球人カレッジにて報告をしてくださるので、
ぜひ皆さん参加してください。
そして、9月15日は、JICA本部より大島副理事長がザンビアを訪問され、
TICOのモンボシのプロジェクトも短い時間ではありましたが、視察してくださいました。
もと国連事務次長だけあって、とても視野の広い方だなぁと感じました。
御同行されたアフリカ部の方からは、技術的な質問等もいただきました。
あわただしく、ほんの20分程の訪問でしたが、
モンボシのヘルスポストの看護師さんやCHWさん達の、
細やかな日々の活動をアピールできたと思います。
「JICAの大型案件で支援しているもっと大きな病院より、きちんと記録とかつけてるね!すごい!!」と、おほめの言葉もいただけました!
まぁ、お世辞かも知れませんが(笑)。
でも、ムクンバ看護師さんやCHWさん達の日々の小さな活動の積み重ねを、
きちんと評価していただけたのは本当にうれしかったです。
今回の訪問団が刺激になって、これまで以上にコミュニティーの皆がヘルスポストを盛り立ててくれることと思います。
あ、最後に。
お礼を言って、ルサカに向けてモンボシを出発した1分後。
CHWのバンダさんからあわてた様子で緊急電話が。
何しろ走っている車中で聞き取りにくいのですが、あまりのあわてた様子に、
いったい何事かと一生懸命耳を澄まし、ようやく聞き取った彼の言葉は・・・。
「訪問者サイン帳に名前書いてもらうの忘れたぁーっ!」
・・・・・いや、そのためだけにUターンするの無理だから。(笑)
残念でした。
次回、アンジェリーナ・ジョリーあたりに視察訪問してもらえたら、ぜひ!ね。
2009年5月8日金曜日
薬品受け取り日
毎月第1火曜日は、郡保健局から各保健センターやヘルスポストへの
毎月の予算と薬品支給がおこなわれます。
もちろん、郡からの薬品支給日といっても、
実際は各保健センターやヘルスポストのスタッフがわざわざ郡保健局まで取りに行くのであって、僻地にあるヘルスポスト等にとってはなかなか大変な作業です。
「ちょちょいといって、ほいほいともらってくる」というわけには行きません。
我らがモンボシヘルスポストのムクンバ看護士もTICOに支援を依頼。
長期的には移動手段を自分達で確保してゆかねばならないものの、
生まれたばかりのヘルスポストに薬品や予算が受け取れなかったなんてことにならないよう、喜んで支援を提供することにしました。
ム「ありがとう!早く保健局につけば、その分早く手続きも終わるわ」
私「そうだね。何時に迎えに来ればいい?」
ム「じゃぁ、7時にお願い」
私「………えぇーっと。じゃぁ、朝5:30出発ね。(涙)」
たとえ夜更かしばかりしていても。たとえ朝が弱くても。
ヘルスポストのためならなんのその。
早く行けば、その分早く終わるだろうし。
と、本部に4月に着任し、現在ザンビア事務所で研修をしているニューフェイス
TSちゃん(匿名希望)と私と事務所運転手のガバナー君の3人は
5:30きっかりにルサカを出発。
まぁ、ザンビアですのでね。
7時に迎えにいっても、実際に郡保健局へ出発するのが8:00すぎになったりするのですが。
それはそれ。悠久の国ザンビアですから、そんなもんかなと思うわけです。
でもね。でもね。
私「ねぇねぇムクンバさん。何時ごろまでかかると思う?」
ム「そうねぇ。16:00くらいかしら」
私「……はい?」
ム「16:00」
私「…………じゅ…、え???」
ム「うん。だから16:00」
私「………まじで?(汗)」
いくらなんでも、聞き間違いだと思うじゃないですか。
9時について、書類にサインして、お金受け取って、薬を受け取るだけですよ!?
実際、一連の手続きをじーっと見ていたのですが、
なぜにそんなに時間がかかっているのか、分からないんです!
いや、目の当たりにしているんですが、本当に分からないんですよ!
少しでも関係者にプレッシャーをかけて早く手続きが終わるよう、
じーーーーーっと各窓口にいっては座り込みをしていたのですが、
最後は「車に戻って早起きの充填をする」ことしかできませんでした。
まさかの長期戦に、何の準備もできていなかったTICOチーム惨敗です。
来月は準備万端でがんばります。
でも、最後にムクンバ看護士に
「いやぁ、今日はあなた達が一緒にいてくれたから、
保健局も私を特別待遇してくれて早く済んだわぁー。」(←あれでかい!?)
といわれたのがせめてもの救いでしょうか。。。
「来月もお願いね。」と微笑んだムクンバ看護士の笑顔がまぶしかったです。
ザンビア専用の時計とか、誰か発明してください。
(写真はルサカへの帰り道。あぁ、美しい夕日が沈んでゆく…)
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