先週は、
モンボシで始めたコミュニティーの能力強化のための
リフレッシュメント・トレーニングでバタバタしておりました。
今回のトレーニングの目的は、
「地域の自立的・自発的な活動ができるよう、
地域のグループの意識を高め、
活動実施に必要な技能の再確認すること」です。
一度トレーニングをしたからと言って、
いきなり全てが身につくものではありません。
トレーニングを受講し、実際に現場での活動を実施し、
経験を通して出てきた疑問や失敗を持ち寄ることで、
もう一度知識や技能を再確認し、深めてゆく。
人生って、ずっとその繰り返しですね。
先週のトレーニングは、特に地域のグループでの活動に焦点を当てました。
さらには、2008年4-5月にかけて養成され、
CHWとして働き始めて1年ちょっと。
来週からは、コミュニティーヘルスワーカーさん達の個人の技能へ焦点を当てた別のトレーニングと2重でアレンジしました。
トレーニングの始まりは毎回、お祈りから始まります。
それから、自己紹介。
私も初日、最終日を含め、3日ほど参加しました。
自己紹介では名前だけではなく、
所属先、結婚しているかどうか、子どもの数、趣味も言えと。。。
「あ、適用外の質問は、そう答えてくれればいいから」
って、講師の一言、余計だから!(苦笑)
最終日には、ジェンダーの問題で議論が白熱。
朝から晩までの男女それぞれの一日の行動を書きだして比較してみると、
内容的には全く同じ。
洗顔、朝食、畑仕事、昼食、畑仕事、夕食。。。
違うところは女性の方に、朝食『準備』、昼食『準備』、
夕食『準備』が含まれた揚句に、床の『準備』まで・・・。
そして、男女の一日の締めくくりの活動はそれぞれ、
男:Intimate Expression
(←綴りが間違っていたらしく、どういう言葉かは不明のまま)
女:Sexual Act
すかさず講師が、「IEっていったいどういう意味だ?」と質問すると、
発表をしていたCHWのアルフレッドさんは、しどろもどろ。
いや、恥ずかしがるようなことではないでしょうに…。
CHWとして働いているんだし…。と、皆で苦笑。。。
しかし、それにしても、この段階で既に男女の差別が形となって明確に。
男じゃなきゃできない行動、女じゃなければできない行動は書かれておりません。
にもかかわらず、女性の方が労働量ははるかに多いというこの現状。
挙句の果てに、表現の仕方にまで現れる、女性の性に対する思慮のなさ。
それに対して、クラスでもマッチョなフェニアス君。
「男は、夜の生活のために十分休んでおかないと、
奥さんが満足せずに出て行ってしまうから」と、冗談とも本気ともとれるコメントを…。
さすがに冗談にならないなぁと思ったものの、
ヒステリーを起こしても建設的な議論にならないと思い、
「ふーん。ザンビアの男の人は、その『IE』とやらのために、
女性が働いている間中ただ休んでいるんだぁぁ。
でも、男性が準備万端になったころには、
女性の方は『SA』する気にもならないほど疲れちゃっているから、
逃げられる心配もなくなっていいことだねぇ。」と冗談で切り返すと、
クラス中が大爆笑。
アルフレッドさんもフェニアスさんも苦笑いしながら、トレーニングは修了しました。
それにしても
ジェンダーの問題は根が深いため、変化を生むにも時間がかかるなぁと
改めて感じたトレーニングでした。