2009年10月27日火曜日

リフレッシュメント・トレーニング実施中


先週は、
モンボシで始めたコミュニティーの能力強化のための
リフレッシュメント・トレーニングでバタバタしておりました。

今回のトレーニングの目的は、
「地域の自立的・自発的な活動ができるよう、
地域のグループの意識を高め、
活動実施に必要な技能の再確認すること」です。
一度トレーニングをしたからと言って、
いきなり全てが身につくものではありません。
トレーニングを受講し、実際に現場での活動を実施し、
経験を通して出てきた疑問や失敗を持ち寄ることで、
もう一度知識や技能を再確認し、深めてゆく。
人生って、ずっとその繰り返しですね。

先週のトレーニングは、特に地域のグループでの活動に焦点を当てました。

さらには、2008年4-5月にかけて養成され、
CHWとして働き始めて1年ちょっと。
来週からは、コミュニティーヘルスワーカーさん達の個人の技能へ焦点を当てた別のトレーニングと2重でアレンジしました。

トレーニングの始まりは毎回、お祈りから始まります。
それから、自己紹介。
私も初日、最終日を含め、3日ほど参加しました。
自己紹介では名前だけではなく、
所属先、結婚しているかどうか、子どもの数、趣味も言えと。。。
「あ、適用外の質問は、そう答えてくれればいいから」
って、講師の一言、余計だから!(苦笑)


最終日には、ジェンダーの問題で議論が白熱。

朝から晩までの男女それぞれの一日の行動を書きだして比較してみると、
内容的には全く同じ。
洗顔、朝食、畑仕事、昼食、畑仕事、夕食。。。
違うところは女性の方に、朝食『準備』、昼食『準備』、
夕食『準備』が含まれた揚句に、床の『準備』まで・・・。

そして、男女の一日の締めくくりの活動はそれぞれ、
男:Intimate Expression
(←綴りが間違っていたらしく、どういう言葉かは不明のまま)
女:Sexual Act

すかさず講師が、「IEっていったいどういう意味だ?」と質問すると、
発表をしていたCHWのアルフレッドさんは、しどろもどろ。

いや、恥ずかしがるようなことではないでしょうに…。
CHWとして働いているんだし…。と、皆で苦笑。。。

しかし、それにしても、この段階で既に男女の差別が形となって明確に。
男じゃなきゃできない行動、女じゃなければできない行動は書かれておりません。
にもかかわらず、女性の方が労働量ははるかに多いというこの現状。
挙句の果てに、表現の仕方にまで現れる、女性の性に対する思慮のなさ。

それに対して、クラスでもマッチョなフェニアス君。
「男は、夜の生活のために十分休んでおかないと、
奥さんが満足せずに出て行ってしまうから」と、冗談とも本気ともとれるコメントを…。

さすがに冗談にならないなぁと思ったものの、
ヒステリーを起こしても建設的な議論にならないと思い、
「ふーん。ザンビアの男の人は、その『IE』とやらのために、
女性が働いている間中ただ休んでいるんだぁぁ。
でも、男性が準備万端になったころには、
女性の方は『SA』する気にもならないほど疲れちゃっているから、
逃げられる心配もなくなっていいことだねぇ。」と冗談で切り返すと、
クラス中が大爆笑。

アルフレッドさんもフェニアスさんも苦笑いしながら、トレーニングは修了しました。


それにしても
ジェンダーの問題は根が深いため、変化を生むにも時間がかかるなぁと
改めて感じたトレーニングでした。

2009年10月13日火曜日

夫の役割

最近のヘルスポスト事情。

以前は、とにかくお母さん達でいっぱい。
若いお母さん、2人目、3人目のお母さん、付き添いのお母さん等など。

ところが、最近。
少しずつ変化が見られるようになってきました。


最近は、付き添いにくる旦那さんたちが目立ち始めてきました。
初診の登録の時に、お父さんだってちゃんと血液検査をします。




「だって、僕の子どもだから」
こんなお父さん、ご主人がどんどん増えてきてくれればいいですねぇ。

2009年10月12日月曜日

TICOとはなんぞや・・・?

4か月程前、郡保健局より立て替えていた資金を
返済していただきました。

小切手で。

切られた小切手はIndo-Zambia銀行カブエ支店。
カブエの街は、郡保健局からさらに1時間程車で行ったところなので、
当然、ルサカの本店に現金化してもらいに行ったわけです。

そうしたら・・・。
「これは、『オープンチェック』でないので現金化できない。
 署名をもらってこい」といわれました。
これが、3か月前。

しょうがないので小切手を郡保健局に持って帰り、
オープンチェックというものにしていただいて、
改めて今日、ルサカIndo-Zambia銀行本店に持っていったわけです。

そうするとマネージャーらしきおじちゃんは・・・。
「これは、TICO宛ての小切手だ。君はTICOではないので、
 君に現金を渡すことはできない」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?


私「・・・。いや、私。そのTICOを代表している者なんですけど」
マ「いやいや。しかし、君は『TICO』ではない」
私「いや、TICOです。」
マ「いや、君の名前はTICOなのか?」
私「いや、TICOではないですけど」
マ「そうらみろ。だから、君はTICOじゃないからだめだ」
私「ええええ?そういう問題?」

このような不毛な押し問答が数回あり、
「TICOという銀行口座にいったんこの金額を入れてから、
君が引き出すのはかまわない」とマネージャー。


なんでやねん!?


その後も延々と議論が続く負けず嫌いな私・・・。
私「TICOというのは団体名であって、銀行に来るのも、お金を扱うのも、
 その団体を代表している『人間』ですよね!?」
マ「とにかく、君はTICOじゃないから、TICO名義の口座がある
  S銀行へ行きたまえ」

私「お宅の銀行には、他の団体そのものがやってくるんですか?机とか?」
マ「…う。(汗)そ、そんな意味ではない。」

私「前回こちらの銀行に来たときに、
  オープンチェックにすれば現金化できると説明されたんです」
マ「それは間違いだ」

私「私がこのお金をねこばばするとでもおっしゃりたいんですか?」
マ「そ…そんなことは言ってない。
  郡保健局が君の名前を宛名にするべきだったんだ。」

私「これは仕事での支払いなので、団体名で小切手を切るのは当然です。」
マ「だから、S銀行の口座に行ったん入れてから引き出したまえ」
私「同じことじゃないですか」
マ「いや、違うんだ。これはプロのアドバイスだ」

私「じゃぁ、例えば郡保健局が宛名をTICO/Jun Yoshidaと両方
  書いてあったら、どうなるんです」
マ「・・・・それは…。(汗)我々は第3者になるので。。。
  えーっと、カブエ支店にいかねばならない。」
私「えええええ?だって、ここが『本店』ですよねぇぇ!?」

マ「とにかくだめだなものはだめなんだ。
  S銀行に行きたまえ。専門家のアドバイスは聞くものだ!」


あーりーえーなーいぃぃー!

とは思いつつも、これ以上無駄にする時間もエネルギーもなかったので、
結局帰ってきてしまいました。


くぅぅ、意味もなく敗北感…。(握りこぶし)



最近TICO事務所にもらわれてきた子猫を見て和みます。
あぁ、動物セラピーって効果がありますねぇ。(うっとり)

2009年10月5日月曜日

体力勝負!

皆様、

とうとう10月ですね。
ザンビアも、一昨日の土曜日に今年初めての雨が降りました!

雨が降れば、洗濯物が乾きにくく、カビが生えやすくなるだけでなく、
例のやつらが増えます。
そう。。。

「蚊」です!


世銀からの支援で配布された蚊帳が、各地に配られるということになり、
モンボシ地区も受け取りに来いとのお達しがありましたので、
さっそく、トラックの配車支援をすることにし、私も一緒に乗り込んでいってきましたよ。

モンボシのヘルスポストからは、各地域担当者が自転車や牛車等で
受け取りに来る手配も事前にすませ、配布に係る注意事項も共有され、
「モンボシ地区はすごく連携がうまく取れているなぁ」と大感激。
後は、受け取り当日積んで、モンボシに運んで、下ろすだけだし。
楽勝、楽勝。


9月29日。朝9:30にチサンバ・クリニック到着。
ま、待たされるのは想定内だったので、
CHWさんとのんびり、担当者が準備してくれるのを待っている間
おしゃべりしながら待っておりました。

私「どれくらいの蚊帳がもらえるの?」
CHW「モンボシのカバーしている地区は広いから、117パックとちょっと」
私「・・・ふーん。(←あまりぴんときてない)」


・・・・・30分後・・・・・
私「まだ準備できないねぇ…」


・・・・・さらに15分後・・・・・・
私「あ、倉庫のドアが開いた。さて、積み込み始め…ます…か…。
  ちょっと待って。あのー。1パックって、何個入ってるんだっけ?」
CHW「50個はいってて、1パック50Kg(にっこり)。全部で6,000枚くらい。」



ら……楽勝、楽勝。。。(汗)

いやぁ、50Kgって…、重いですね。(苦笑)
頑張って運んだんですが、10個で脱落。。。
「あ…。あたしぃ、金具で指切っちゃったしぃ。
トラックの荷台に積み込んだ分の整理するねぇぇぇぇ。」
(←都合のいい時だけ女の子ぶっては見るものの、説得力なし。
完全に聞き流されてました。(苦笑))

午前中だけで終了するかとタカをくくっていたのですが、
結局、チサンバ―モンボシ間を3往復しても終了できませんでした。
ガソリンがなくなり、昼食も食べずに肉体労働をしていたため体力もなくなり、
あと1往復分を残して、この日はあえなくギブアップ。

あ。。。甘かったっす。(ToT)




しかし、さすがにモンボシ地区の皆さんにめちゃくちゃ喜ばれました。
「よくやってくれた!どれだけ助かったか言葉で表せないよ!」
「ガソリン代もばかにならない。TICOのやってくれていることの大きさは皆わかってる!」
「ということで、あと1回分もよろしく。」


はい。ということで。(笑)
翌日、もう1往復して6,000個の蚊帳がモンボシに届きました。
めでたし、めでたし。

2009年9月24日木曜日

知ってました?

みなさん。
突然ですが、車のラジエーターが壊れたことありますか?
日本であればJAFに電話なんですが、ザンビアだとどうしますか?





今朝、モンボシからの帰り道。
ドライバーのガバナー君が眉間にしわを寄せているので、
どうしたのかと思ったら、車の温度計が急上昇。
ふとみると、ボンネットの隙間から湯気がでているじゃぁありませんか。

あちゃぁ、これはラジエーターか?
と、脇に車を寄せ、ボンネットを開けて調べたところ、
やはり水が漏れている…。

事務所待機中のもう一人のドライバーのスルさんに
けん引してもらえるよう連絡をして、エンジンを冷やしながら待っていると、
そこに、トラック野郎のお兄ちゃんが通りかかりました。

親切な彼は水を分けてくれ、さらにラジエーターに穴があいていると知るや、
自分のトラックから魔法の粉を取り出してきて、
「これをラジエーターにいれて、水を入れれば大丈夫だ!」と。
パウダーが壊れた隙間に入り込み、漏れを防いでくれるらしい。

おおおお、そんな便利な応急処置用のパウダーがあるのか!?
それなら、今後も、万が一のために買って、車に常備しておこう!

その黄色の魔法の粉を注ぎ、水を足し、待つこと数分。
なんと、あっという間に温度計が平常温度まで下がったではありませんか!
エンジンをかけ、ゆっくり走りだしても温度は下がったまま。これはいける!
ありがとう!ありがとう!さわやかに手を振って走り去るトラック野郎。
かっこいいぜ!日焼けした高倉健みたいだ!!(うそ)

途中で合流したスルさんには、万が一のために後ろを走ってもらったものの、
結局、事務所まで無事に到着。
すげぇーぜ、魔法の粉!
ラジエーターは、明日、修理のためにガレージに持ってゆきます。


これが、その魔法の粉の正体。(笑)



うそじゃないってばぁ!(インド人もびっくり)

2009年9月16日水曜日

JICA大島副理事長のモンボシ訪問

またまた間があいてしまいました。
すみません。

8月からほぼノンストップで、多くの方がモンボシを訪問してくださいました。
栄養関連に関心のある学生団体(12名)から始まって、IFMSA医学生3名、
さらに9月7日からは4日間に渡り、鳴門教育大学の近森憲助先生が、
モンボシにある4つの小中学校にて、糸電話を使った理科実験教室を実施してくださいました。子どもたちも大喜びでしたよ!
今月の地球人カレッジにて報告をしてくださるので、
ぜひ皆さん参加してください。


そして、9月15日は、JICA本部より大島副理事長がザンビアを訪問され、
TICOのモンボシのプロジェクトも短い時間ではありましたが、視察してくださいました。



もと国連事務次長だけあって、とても視野の広い方だなぁと感じました。

御同行されたアフリカ部の方からは、技術的な質問等もいただきました。
あわただしく、ほんの20分程の訪問でしたが、
モンボシのヘルスポストの看護師さんやCHWさん達の、
細やかな日々の活動をアピールできたと思います。
「JICAの大型案件で支援しているもっと大きな病院より、きちんと記録とかつけてるね!すごい!!」と、おほめの言葉もいただけました!


まぁ、お世辞かも知れませんが(笑)。
でも、ムクンバ看護師さんやCHWさん達の日々の小さな活動の積み重ねを、
きちんと評価していただけたのは本当にうれしかったです。



今回の訪問団が刺激になって、これまで以上にコミュニティーの皆がヘルスポストを盛り立ててくれることと思います。


あ、最後に。
お礼を言って、ルサカに向けてモンボシを出発した1分後。
CHWのバンダさんからあわてた様子で緊急電話が。
何しろ走っている車中で聞き取りにくいのですが、あまりのあわてた様子に、
いったい何事かと一生懸命耳を澄まし、ようやく聞き取った彼の言葉は・・・。

「訪問者サイン帳に名前書いてもらうの忘れたぁーっ!」

・・・・・いや、そのためだけにUターンするの無理だから。(笑)
残念でした。
次回、アンジェリーナ・ジョリーあたりに視察訪問してもらえたら、ぜひ!ね。

2009年5月8日金曜日

薬品受け取り日



毎月第1火曜日は、郡保健局から各保健センターやヘルスポストへの
毎月の予算と薬品支給がおこなわれます。

もちろん、郡からの薬品支給日といっても、
実際は各保健センターやヘルスポストのスタッフがわざわざ郡保健局まで取りに行くのであって、僻地にあるヘルスポスト等にとってはなかなか大変な作業です。
「ちょちょいといって、ほいほいともらってくる」というわけには行きません。

我らがモンボシヘルスポストのムクンバ看護士もTICOに支援を依頼。
長期的には移動手段を自分達で確保してゆかねばならないものの、
生まれたばかりのヘルスポストに薬品や予算が受け取れなかったなんてことにならないよう、喜んで支援を提供することにしました。

ム「ありがとう!早く保健局につけば、その分早く手続きも終わるわ」
私「そうだね。何時に迎えに来ればいい?」
ム「じゃぁ、7時にお願い」
私「………えぇーっと。じゃぁ、朝5:30出発ね。(涙)」

たとえ夜更かしばかりしていても。たとえ朝が弱くても。
ヘルスポストのためならなんのその。
早く行けば、その分早く終わるだろうし。
と、本部に4月に着任し、現在ザンビア事務所で研修をしているニューフェイス
TSちゃん(匿名希望)と私と事務所運転手のガバナー君の3人は
5:30きっかりにルサカを出発。

まぁ、ザンビアですのでね。
7時に迎えにいっても、実際に郡保健局へ出発するのが8:00すぎになったりするのですが。
それはそれ。悠久の国ザンビアですから、そんなもんかなと思うわけです。

でもね。でもね。

私「ねぇねぇムクンバさん。何時ごろまでかかると思う?」
ム「そうねぇ。16:00くらいかしら」
私「……はい?」
ム「16:00」
私「…………じゅ…、え???」
ム「うん。だから16:00」
私「………まじで?(汗)」

いくらなんでも、聞き間違いだと思うじゃないですか。
9時について、書類にサインして、お金受け取って、薬を受け取るだけですよ!?

実際、一連の手続きをじーっと見ていたのですが、
なぜにそんなに時間がかかっているのか、分からないんです!
いや、目の当たりにしているんですが、本当に分からないんですよ!

少しでも関係者にプレッシャーをかけて早く手続きが終わるよう、
じーーーーーっと各窓口にいっては座り込みをしていたのですが、
最後は「車に戻って早起きの充填をする」ことしかできませんでした。

まさかの長期戦に、何の準備もできていなかったTICOチーム惨敗です。
来月は準備万端でがんばります。

でも、最後にムクンバ看護士に
「いやぁ、今日はあなた達が一緒にいてくれたから、
保健局も私を特別待遇してくれて早く済んだわぁー。」(←あれでかい!?)
といわれたのがせめてもの救いでしょうか。。。
「来月もお願いね。」と微笑んだムクンバ看護士の笑顔がまぶしかったです。


ザンビア専用の時計とか、誰か発明してください。
(写真はルサカへの帰り道。あぁ、美しい夕日が沈んでゆく…)

2009年4月23日木曜日

久しぶりのモンボシ

とうとう年度が明けちゃいました。(汗)

明けちゃってから、もう1ヶ月近く経ってしまいました。(大汗)


まったくブログをアップできずにおりました。ごめんなさい。

この間に、いろいろなことがありました。

もちろん一番大きなことは、とうとうヘルスポストが完全完工し、

327日には郡保健局へ、しっかり引き渡されたことでしょう!



 (開所式当日のヘルスポスト。とうとう完工したんです!)


こんな重要なことをブログに書かずに、何を書くのだ!?

と、お叱りの皆様のお声。はい、重々承知しております。(冷汗)


しかし。しかしですよ。

ヘルスポストが開設し、当初懸念していた看護婦さんも、

引渡式の2日前にはスタッフハウスに引っ越してきて、

郡保健局からは、なんと必要経費として洗剤や棚購入用の予算や

薬品やらがあっという間に準備され、あれよあれよという間に

患者さんがいっぱいになったりしたものですから、

私としては「・・・・そんなことってあるんだぁ。ザンビアやるじゃん」という感じだったんです。

そう感じている間に、あっという間に時間が経ってしまったんです。。。

ごめんなさい。

(汗疹←いや、意味はないんですが。汗シリーズ)


あ。

ヘルスポスト開設・引渡式に関しては、TICOのニュースレター“Face to Face”に詳しく書きました。

会員になってくださった方々へお送りさせていただいております。

この機会にぜひ会員登録してください!(営業活動)


しかし今日、個人的にかなり感激だったのは、本日423日の糸井重里さんのホームページ

「ほぼ日刊イトイ新聞」の原丈人氏と糸井重里氏の対談のなかで

なんとTICOの名前があがったこと しかも、HPのリンクまで!!!

もう、ほぼ日の大ファンである私としては、

思わず「ほぼ日手帳」に書き込んでしまいましたね。(←分かる人にしかわからない)

今日は、ほぼ日腹巻きまでしているし。

(ザンビア、寒くなってきました。とても汗かいている場合ではありません(涙))



あ、ヘルスポストはちゃんと稼動しております。


今日は5歳児以下の子どもの予防接種の日でした。

これまで、チサンバのクリニックから看護師さん達とワクチンを、

我々が車に乗せて連れてこなければできなかったのが、

今日は朝からスムーズに。


 (たくさんのお母さん達が予防接種に朝から集まってます)


私なんかいなくても、ちゃんと活動しているんです。

「建物を建てただけ」ではなく、ちゃんと現地にインパクトが出ているという事実を目の当たりにして、

ほぼ日効果と相まって(笑)、非常に感動した一日となりました。

まだまだやらねばならないことは山積みですが、徐々に軌道に乗せてゆきたいなぁと思ってます。

(久しぶりに書いて、この内容か。とお怒りにならないでくださいね…。(汗汗汗))



[独り言]

ところで「汗」って漢字は、水分が出てくることなのに、

なぜ三水偏(水)が干されると書くのでしょうかねぇ…。

あ、身体の方は水が出ていってしまって渇くのか???(違)

漢字っておもしろいですね。

2008年9月5日金曜日

ZESCOとは何ぞや?

・・・・と、ザンビアをご存じない方々は思われるでしょう。
私も、何か知りませんでした。

ザンビアで仕事を始めて、早や3ヶ月。
こんなにこのZESCOとやらに悩まされるとは想像もしておりませんでした。

さて。ZESCOとは、ザンビア電力会社のことです。(東電、関電みたいな?)
モンボシで建設中のヘルスポストには、当然電気が必要です。
ありがたいことに、すぐ隣に建設されている小学校には電気が引かれておりますので、その電線を延長するだけ。
そう、少なくともセオリーでは。。。

建設も、最終段階に入ってからすでに数ヶ月。
いつまでたっても『最終段階』から『終了』までの一歩が踏み出せない理由がこのZESCOでした。
現場のインスペクションをした上で、見積もりを作成し、支払いが済み次第、
実際の電線延長作業をやってもらうだけ。そう、それだけ。
しかし、そこがなかなか難しい。
何故難しいのかが分からないから、もっと難しい。(涙)

建築を依頼しているASIGMA建設の社長にも、
大げさでなく何千回と電話を掛け続けるものの埒が明かない。
「ZESCOが動かない」、「見積もりを出してくれない」、「なぜかは分からない」、「車が壊れた」、「停電した」、「携帯にお金が無かった」等など。
びっくりするほど様々な言い訳が飛び出してくる。
次はなにかなぁ、と思わず期待してしまいます。

そして、ザンビアで一番多い言い訳が「お葬式」。
冗談じゃなく、一番多いんです。しゃれになりません(苦笑)

モンボシでは大勢の村人達がヘルスポストの開設を待ち望んでいるし、
せっかくやる気になっているヘルスワーカーさん達のイライラも最高潮。
なにより、私自身がもうこれ以上待っていられない!
(本当は、お金払っているのだから、ASIGMAの仕事だとは思いつつ)
    (待ちきれず、電柱用の穴をほり始め準備を進める村人達)


運良くJICAからの強力なサポートと橋渡しをしていただけることができ、
早速、ルサカにあるZESCO本社へ直接突撃。
ASIGMA建設の社長の首にも縄をかけ、
紹介していただいたシニア・マネージャーへ挨拶。
これまでの経緯と「何が問題なのかすら分からない」という状況を説明。
ふむふむとうなづきながら聞いていたと思いきや、
「ま、過ぎたことは忘れて。今から、現地調査に行ってきたまえ(にっこり)」

私「・・・・・・・(何か納得いかないけど)ありがとうございます」

ということで、指名された担当者の後について部屋を辞して数秒後。
当の担当者カソカ氏が、いきなり廊下すれ違った同僚の腕をつかみ
「彼と一緒に行ってきたまえ」
といって、そそくさと姿を消してしまったではないか。(←なぜか文語調)

途方にくれている同僚には申し訳ないが、堪忍袋の切れかけた私は、
「3ヶ月以上待たされているんだから、この際、誰でもいいから一緒に来てくれないと困る」と氷のような声で迫ったところ、この同僚(←名前も知らない)、
あわてて上司を探し出し「こんなアレンジ聞いてない!と」必死に直訴。
(あくまでもモンボシに行きたくなかったからですよ、皆さん。
決して、私のことが怖かったからではありませんよ。)

上司のブワリヤ氏と一緒に2分後に探し出したカフカ氏は、
のんきに菓子パンの最後の一口を食べているところ。。。
このZESCO担当者と言い訳チャンピオンのASIGMA社長の組み合わせ。
こりゃぁ、いつまでたっても話が進まないわけだ・・・と、すごぉく納得。(-_‐;)

上司に怒られたカフカさん。さすがに観念したのか、さわやかに言い切った。
「じゃぁ、そろそろ行こうか。(にっこり)」

って、お前がいうなぁー!と叫ぶのもばかばかしいので、
とにかく建築会社の社長とZESCO担当者の両方の首根っこを引っつかんで、
片道2時間の道のりを高騰するディーゼル代もなんのその、
ようやくモンボシまで引っ張ってゆくことに成功。

現場に到着し、待っていてくれたCHWさんに紹介し、建設中の関連施設の説明。
彼は気がなさそうに「ふんふん」と数回うなずくと、
「じゃぁ、電柱の番号控えるから」とすたすた歩いてゆき、
延長基の電線の登録番号4桁を書き取ると、「じゃ、帰ろうか(にっこり)」。

えええええええっ????
この3分のために、3ヶ月待たされてた訳ぇぇぇぇ?????
同席してくれたCHWさんと二人で思いっきり脱力しつつ、
「しかし、これで実際の工事に移れるなら・・・」と、
自分を慰めて家路についたのが8月22日の金曜日。

しかし、私だっていやみと皮肉に関しては引けは取りません。
「散々待たせた挙句に高いディーゼル代までこっち持ちなんだから、しっかりフォローアップもしてくれるんでしょうねぇ」と振り向きざまの氷の微笑。

プロジェクトの運営に予定は立たない。
さらになんだかんだと待たされた挙句ではありますが、
昨日午後、ようやく見積もりをいただいて参りました。
あぁ、ようやく一歩踏み出しました。(感涙)

「最終段階」から「終了」に向け、後もう一踏ん張り。
亀の歩みなザンビアですが。
がんばりまぁーす。
   (この穴に早く電柱が埋められますように)

2008年7月28日月曜日

月例 出張母子健康診断(チピモ)

7月25日

この日は、モンボシ地区における月例の母子健康診断(チピモ)の日。
チサンバ郡ヘルスセンターまで行けない母子のために、
看護師2名程が遠隔地へ出張し、妊婦の定期健診や赤ちゃんへの予防接種等を行います。

しかし、郡のヘルスセンターも予算不足のため、なかなか定期的に出張することができません。
そのため、昨年からTICOがプロジェクト実施地であるモンボシへの出張のために配車支援をするようになりました。


この日は、検診にきた母子の数は特別多くは無かったものの、
カルテの記載方式に変更がありいつも以上に時間がかかってしまい、
検診が終了したのは午後の6時半近く。
外は、もう文字も見えないほど真っ暗。

先月のチピモはちょうど満月に近かったため、
なんと村を出たのは19時過ぎであったにもかかわらずまるで蛍光灯を灯したかのような明るさでした。
とても幻想的で感動していたため、今回は懐中電灯を持っていかねばと思っていたのに、危機感が薄かったためか、すっかり忘れてしまっておりました。 (反省)

まさに「とっぷり」日が暮れてしまい、うーんこれはやばいかも。。。と思っていたところに、戸締りをしにきたモンボシ小学校副校長のチララ先生。
「あらぁ、あなたまだいたの?」と驚きながら教室に入ってきました。
彼女はいつも穏やかで、心配りの細やかな女性です。

少しほっとしながら
「今かたづけをして、そろそろ出発しないとなぁって思ってたんですよぉ」と答えると、
いつもの高いけれども落ち着いたやさしい声で、
「早く行ったほうがいいわよ。先月、やっぱり暗くなってから川を渡ろうとした男性がワニに襲われかけたから」


・・・・・・・・・・・・・・いや、いっそお宅に泊めてください。(涙)


この川。
数年前の洪水で橋が壊れてしまい、現在は建設中の橋の横に土嚢を積んだだけの仮橋状態。
最近、近くの商業農家が農業用水確保のために、一部上流をせき止めてしまったため、水かさも増し気味。

いつもはこの川と村の間の草刈のされていない野原を、皆でおしゃべりしながらのんびり20分程歩くのですが、この日は看護婦さんと荷物運びを手伝ってくれた村の女性と4人で黙々と。。。
どれくらい暗いかというと、これくらい…。(笑)

歩き出して5分もすると本当に真っ暗になってきたので、
携帯電話のライトで辛うじて足元を照らしつつ、ひたすら歩く歩く。
あぁ、LEDライト仕様でよかった。
発光ダイオード万歳!中村修二さん、ありがとう! (←ちょっと違う)

30分程して、ようやく橋に到着。
しかし、目前の真っ暗な川は、冗談抜きでワニが口開けて待っていそう・・・。

対岸で待ってくれている運転手のガバナーさんに川岸まで車で降りてきて、
ライトアップしてもらおうと電話をするも、当然つながらない。(涙)
無理だよなぁと思いつつ、だめもとで大声で(はい。私、声大きいんです)
ガバナーさんの名前を呼ぶものの、とにかく渡った方が早いと思い、4人で歩き始めたその時!
ディーゼルのエンジン音が!

名前だけで私がしてもらいたかったことを汲み取ってくれるなんて! 感動!
(状況から考えて、他にどうしようもないとも言うが…)
車高の高いランドクルーザーの正面からのライトでは、
目を射られて結局何も見えなかったという事実もどうでもいい! 
とにかく感激!
(実際、車に乗ってからは川と土嚢が良く見えたので、もしも我々がワニに襲われていたら、ガバナーさんには『人とワニのスペクタクル』が良く見えたことでしょう…。)

チサンバのクリニックまで送る予定であった火傷を負った女性と付添の3人も乗り込み、ようやく出発。時刻はもう19:00過ぎ。

大幅に遅くなった我々とは対照的に、なんとこの女性達。
13時からずぅっと、われわれが来るのを道端に座って待っていたという。
あぁ、悠久の都ザンビア。時間の流れのなんと緩やかなこと。
私も、泰然自若(これ以上?)とした、小さなこと(←ワニとか)には動じないような大らかな人間になりたいものだと感じた一日の締めくくりでした。

PLAトレーニングコース終了

7月24日

寒さはまだ残っているものの、日差しは刺さるように強いザンビア。
ここでの生活に、サングラスははずせません。
おかげで白黒反転したネガ・ポジ熊猫になってしまうのではないかと戦々恐々としています。。。

さて、6月にスケジュール等の都合上一時とまっていたParticipatory Learning and Action (PLA)のトレーニングが7月16日から8日間の日程で再開できました。

出席率もよく、モンボシ地域内にある村のCHW(Community Health Worker)さん達が、講義を受けながら、自分達の活動地域における現状分析、マッピング、これからの活動計画の作成等、非常に有意義な結果を出すことができました。


最終日。

8日間の講義、実習そしてその成果発表も終わり、
講師のシカゼ氏とTICOザンビア事務所代表の山本から修了証書の授与をすることに。
講師より「名前を呼ばれたら、歌って踊りながら証書をとりにくるように」という、 ザンビアならでは(?)の指示が下ったため、上手い人もそれなりの人も、恥ずかしがり屋もお調子者も、各自お気に入りの歌をのりのりで歌い踊り、全員が一緒に手拍子とコーラス。

証書もなかなか受け取らず、歌い続ける人が続出するあたり、
はっきり言って、こちらの方がメインかも…。と、写真を撮りつつ考える私。。。

とうとう腰に布を巻き、その先端を何度かこま結びにし…。名前を呼ばれた某村のCHWの女性と共に熱烈に「豊穣のダンス」(とでもいうのだろうか…)まで披露され、やんやの喝采。。。
ついさっきまで「家族計画」の重要さについて講義を受け、自らも発表していた訳ですから。
PLAコースの集大成とでもいいますか。(^_^;)


実際、ザンビアは、アフリカの中でもHIV/AIDS/STIの問題が深刻な国で、
モンボシ地区においてもHIV/AIDS/STIを優先課題のひとつに上げている村も多いのが実情です。
デリケートな問題なのですが、今回のコースや各地域での経験等を基に、CHWのリードの下、
率直に話ができる環境を作り、村ぐるみで積極的に対応を進めていってもらえればいいなと思います。(強引なまとめでしたかね。(笑))

2008年6月6日金曜日

ムテテカ国会議員 表敬

先日、ザンビアの国会議員であるムテテカ氏を表敬訪問しました。

彼は、我々のプロジェクトが動いているモンボシ地域の出身で、
本プロジェクトだけでなく、TICOの活動全般に関しても
当初より支援をしていただいている方です。

現在、モンボシのヘルスポスト(HP)に関しては、ほぼ完工したものの、
電気と水の設置が滞っており、保健局からのHPとしての認可を取り付ける作業へ進めずにいるのが現状です。

以上のような経緯も含め、これまでの支援に対する感謝とともに、
各プロジェクトの現状をアップデートし、更なる支援をお願いしてきました。

ムテテカ議員は、非常にTICOのプロジェクトを評価してくだっており、
非営利且つ人道的な活動であると言うことからも
電気に関しては電力会社に掛け合うと太っ腹に約束をしてくださり、
その他の問題や将来的なプロジェクトに関しても、
できる限りの支援を厭わないといってくださりました。

そして、早速「来週早々には電気関係の工事を進めるから」と連絡が!
やはりプロジェクトと成功の鍵はチーム力ですね。
少しずつでもネットワークを増やし・活かして、より良いプロジェクトを実施していきたいなぁとつくづく感じました。

2008年5月30日金曜日

CHW養成コース 終了

皆様、はじめまして。

この度、田淵先生に代わり、ザンビア事務所にてPHCプロジェクトを
担当、運営することになりました吉田純です。

さて、着任早々、イベント盛りだくさんの2週間でした。




まずは、ザンビア到着翌日
523日から、チサンバへCHW養成コースの最終日に、
自己紹介も兼ねてお邪魔しました。
6
週間の研修を終え、研修生の皆も少しリラックスした雰囲気の中、
さっそく昼食にメイズ(トウモロコシの粉)をこねて作ったシマも
一緒にいただきました。

そして、翌524日。
CHW養成コースの修了式が
モンボシのヘルスポストで開催されました。

JICAからも本件担当の菊地所員が出席してくださり、
村を上げての一大イベントとなりました。

モンボシ小学校の生徒たちによる歌や劇等もあり、
村の人びとも着飾って参加してくれました。




いよいよ研修生一人一人に修了証書を手渡される場面では、
彼らの奥様達も、歓声を上げながら抱きついたりと大喜び。
私も、帽子もかぶらずに夢中で写真を撮りまくっていたら、
即効で、顔はもちろん、首からシャツの襟ぐりまでくっきり日焼け。真っ黒に。
ザンビアに到着して、まだ
2日目なんですが…。(涙)

こうなったら、近い将来、避けようも無く浮き出てくるであろう「しみ」を隠すためにも
真っ黒になるしかないなと思う今日この頃です。

こんな私ですが、今後とも、プロジェクト共々よろしくお願いします。


2008年3月28日金曜日

出張検診中止

ヘルスポストがまだできていないので、モンボシではこれまでどおり月に一度「乳幼児/妊婦検診」がつづけられています。30キロ離れた保健センターからスタッフが出張して予防接種などを行います。

とはいうものの、バイクの燃料がないだの、途中の橋が流されただの(徒歩で渡ることは可能)、忙しいだの(予定は自分で作っておきながら)、保健センターはいろいろと理由をつけて中止にしてしまうことがよくありました。

TICOがモンボシで活動を始めてからは、そういういいわけをさせずに実施するべく、予定日に私の出張を合わせて、保健センターのスタッフをTICOの車で拾って何とか中止することなく続けてこられました。

今日も検診の予定日でしたので、保健センターに拾いに行くと、看護師ひとりしかいません。他のスタッフは出張中とのこと。「今日は人手が足りないので今月は中止にして、来月にまたやる」とのこと。慢性的に人手不足であることはわかりますが、出張検診が彼らの中で優先順位が低いのも問題です。予定していてもすっぽかして気にしない。私が立ち寄らなければ、検診が予定されていたことも誰も覚えていなかったということです。

300人のお母さんは、子どもをおぶって遠くから歩いて会場に集まって待っていたはずです。その労力と時間がまったく無駄になりました。

2008年1月30日水曜日

屋根がついた


ヘルスポスト建築は着実に進んでいて、ついに屋根がつきました。屋根がつくだけでぐっと立派なものに見えるのだから不思議なものです。写真は壁にセメントを塗っているところ。


建築現場の隣の学校を借りて、月一度の乳幼児検診/妊婦検診が行われていました。毎回300人以上の母子が押し寄せます。お母さんにとっては月に一度のハレの日ですので、母子ともよそいきの服でおしゃれしてきます。あまりの混雑ぶりに、体重測定を手伝っている住民ボランティアに声をかけるのもはばかられます。

2008年1月22日火曜日

壁がほぼ積み上がる


ここのところ、建築作業は目に見える形で進んでいっています。ヘルスポストと職員住宅は、壁のブロックがほぼ積み上がり、来週には屋根がつけられるだろう、とのこと。トイレも、便槽にふたをして床が作られています。
 橋が水没して3週間がたち、材料は遠回りをして運ばなければならない状況に変わりはありませんが、工事は大きく遅れることなく進んでいるようです。

2008年1月3日木曜日

仕事始めの悪いニュース


TICOザンビア事務所は今日が仕事始めでした。
別プロジェクト(コミュニティスクール支援)の資材運搬トラックに同乗して、建築の進捗状況を見に行こうかと思っていました。ところがいざ出発というところで、モンボシから電話があり「橋が水没した」とのこと。
 11月から雨季に入り、モンボシ川が渡れなくなるのも時間の問題とわかっていました。その前になるだけ多くの材料を運びたいと、請負業者は言っていました。Xデーが来てしまったというわけです。
 これまで車が渡っていたのは「橋」というよりは「土手」といったもので、土砂をつき固めただけのものでした。ですから雨季になって少し水位が上がると水没・流失してしまい、毎年恒例なのです。すぐ横にちゃんとした基礎のある橋を建築中なのですが、2年経っても完成していません。
 昨年は、徒歩で渡れるようになったのが3月、車が渡れるようになったのは5月でした。

2007年12月12日水曜日

(私事ですが)次男誕生


12月7日より私は臨時で一時帰国しております。といいますのも、二人目の子どもの出産に立ち会うためです。村人に「父親が出産に立ち会う」と言うと、えらく驚かれてしまいます。といっても、日本でも父親が立ち会うようになってきたのは、ごく最近のことですが。
 ここでは自宅出産が大多数で、特別の訓練を受けていない家族・親族の女性が介助をするのが一般的です。ですから、順調なお産でなかった場合、母子ともに命の危険がとても大きいのです。
 お昼12時45分、助産院の畳の部屋で、男の子が無事生まれました。とても安産でした。へその緒を切る以外は、ただ助産師さんの介助を見ているだけでしたが、安心して立ち会えるというのは本当にありがたいことです。

2007年11月15日木曜日

ほんの昨日の話

 建築用の砂を前にポーズをとるンコンデさん

今日、地域保健委員会(ザンビアの各地域ごとに保健活動を担うボランティアの住民組織)のンコンデさんと雑談をしていたら、「昨日もカリミナ村の女性が死産だった」という話を聞きました。

カリミナ村はヘルスポスト予定地からさらに6キロ西にあります。母親は一昨日自宅でお産が始まりましたが、難産でうまく進みません。このモンボシ地域にはトレーニングを受けた産婆もいませんので、対処するには35キロ離れたクリニックまで運ばなければなりません。どうにか車を見つけてきて昨日クリニックに運んだのですが、残念ながら死産でした。母親は無事でした。

統計の数字で死亡率が高いとかいわれてもピンと来ないものが、「昨日亡くなった」「この家で亡くなった」という話を聞くととてもリアルに迫ってきます。プロジェクトが進む間にも、このカウンターは確実に回っているのが現実です。

2007年11月13日火曜日

ついに着工!



このブログもずいぶんと間があいてしまいましたが、ヘルスポストの建設がついに始まりました。

実はこの間、建築資金がうまく手当てできるかわからない状況のため、着工できなかったのでした。ザンビアではセメントなど建築資材が高騰していて、こちらの建築予算を大幅にオーバーしてしまっています。高騰の原因は、2010年南アフリカでのサッカーワールドカップを控えた建設ラッシュや原油価格の上昇、ドル安などいろいろ言われています。TICOの自己資金(つまりはこのブログを読んでくださっているあなたからのご寄付)を今後投入していかなければ、完成にこぎつけられないのが現状です。

一方で、雨季に入る前に基礎部分だけでもできあがっていないと、建築スケジュールが大幅に遅れてしまうことになります。もうこれ以上着工を遅らせることはできません。

資金的には綱渡りではありますが、先週着工して、基礎を急いで作っているところです。