2008年3月28日金曜日

出張検診中止

ヘルスポストがまだできていないので、モンボシではこれまでどおり月に一度「乳幼児/妊婦検診」がつづけられています。30キロ離れた保健センターからスタッフが出張して予防接種などを行います。

とはいうものの、バイクの燃料がないだの、途中の橋が流されただの(徒歩で渡ることは可能)、忙しいだの(予定は自分で作っておきながら)、保健センターはいろいろと理由をつけて中止にしてしまうことがよくありました。

TICOがモンボシで活動を始めてからは、そういういいわけをさせずに実施するべく、予定日に私の出張を合わせて、保健センターのスタッフをTICOの車で拾って何とか中止することなく続けてこられました。

今日も検診の予定日でしたので、保健センターに拾いに行くと、看護師ひとりしかいません。他のスタッフは出張中とのこと。「今日は人手が足りないので今月は中止にして、来月にまたやる」とのこと。慢性的に人手不足であることはわかりますが、出張検診が彼らの中で優先順位が低いのも問題です。予定していてもすっぽかして気にしない。私が立ち寄らなければ、検診が予定されていたことも誰も覚えていなかったということです。

300人のお母さんは、子どもをおぶって遠くから歩いて会場に集まって待っていたはずです。その労力と時間がまったく無駄になりました。