2008年7月28日月曜日

PLAトレーニングコース終了

7月24日

寒さはまだ残っているものの、日差しは刺さるように強いザンビア。
ここでの生活に、サングラスははずせません。
おかげで白黒反転したネガ・ポジ熊猫になってしまうのではないかと戦々恐々としています。。。

さて、6月にスケジュール等の都合上一時とまっていたParticipatory Learning and Action (PLA)のトレーニングが7月16日から8日間の日程で再開できました。

出席率もよく、モンボシ地域内にある村のCHW(Community Health Worker)さん達が、講義を受けながら、自分達の活動地域における現状分析、マッピング、これからの活動計画の作成等、非常に有意義な結果を出すことができました。


最終日。

8日間の講義、実習そしてその成果発表も終わり、
講師のシカゼ氏とTICOザンビア事務所代表の山本から修了証書の授与をすることに。
講師より「名前を呼ばれたら、歌って踊りながら証書をとりにくるように」という、 ザンビアならでは(?)の指示が下ったため、上手い人もそれなりの人も、恥ずかしがり屋もお調子者も、各自お気に入りの歌をのりのりで歌い踊り、全員が一緒に手拍子とコーラス。

証書もなかなか受け取らず、歌い続ける人が続出するあたり、
はっきり言って、こちらの方がメインかも…。と、写真を撮りつつ考える私。。。

とうとう腰に布を巻き、その先端を何度かこま結びにし…。名前を呼ばれた某村のCHWの女性と共に熱烈に「豊穣のダンス」(とでもいうのだろうか…)まで披露され、やんやの喝采。。。
ついさっきまで「家族計画」の重要さについて講義を受け、自らも発表していた訳ですから。
PLAコースの集大成とでもいいますか。(^_^;)


実際、ザンビアは、アフリカの中でもHIV/AIDS/STIの問題が深刻な国で、
モンボシ地区においてもHIV/AIDS/STIを優先課題のひとつに上げている村も多いのが実情です。
デリケートな問題なのですが、今回のコースや各地域での経験等を基に、CHWのリードの下、
率直に話ができる環境を作り、村ぐるみで積極的に対応を進めていってもらえればいいなと思います。(強引なまとめでしたかね。(笑))

0 件のコメント: