ヘルスポスト外観
診察室
先週の建設予定地検分の際に、最寄りのヘルスポストを見学してみたい、という村人の要望があがったので、今日は代表3名と行政担当者も参加して、同じチボンボ郡内のチコンコメネという所にあるヘルスポストを見学にやってきました。
最寄りとはいっても、直線距離でも東へ30キロほどあり、モンボシから行くには近道がなく、大きな町を迂回して行かなければならないため、車で片道2時間以上もかかってしまいました。
お昼過ぎに到着すると、ただ一人の医療職である看護師が診療中でした。診察を待っている患者さんも10人以上いました。1日平均50人ほどが受診するそうです。カバーする人口は約1万1千人とのこと。
ここは、2005年に政府のお金で建てられたとのことで、建物もまだ新しく、太陽電池で稼働する無線機やワクチン保存のための冷蔵庫が稼働していて光り輝いて見えました。薬も政府から配られるものがちゃんと入っているので、在庫も十分あるとのことでした。
敷地の奥では、住民が何人か日干しレンガをたくさん作っている最中でした。新たに職員用住居を建てるためとのこと。ヘルスポスト拡張のために住民が協力してくれている、と看護師も喜んでいました。
モンボシの3人も、これから自分たちが建てようとするヘルスポストのイメージが一気に具体化したようで、建設をうまく進めるためのよい動機づけになったと思います。
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