2007年9月28日金曜日

住民はやる気を態度で示しています

 草刈り前
 草刈り後

このプロジェクトで最初で最大の仕事はヘルスポスト(簡易診療所)を建てることです。こういうプロジェクトでありがちなのが、日本人スタッフが一生懸命住民の尻をたたいても、遅々として作業が進まない、というものです。

ところが今回は、今のところ立場が逆転しています。「いつから建築作業にかかれるのか」と住民代表から私がせっつかれている状態です。それもそのはず。TICOと役所の最終調整に時間を要したり、私の一時帰国が少し長引いたりしたせいで、TICOがヘルスポストの建築をモンボシ住民に提案してから、半年以上が経ってしまっているのですから。

先日の役所の担当者による検分で建設予定地が確定したことで、早速住民は人手を集めて、もうあらかた草刈りを終えていました。それから建築に使う川砂を地域から提供するように、各村の代表に依頼文書を出す準備も始めていました。

彼らの行動を伴ったやる気を見せられて、私も(さぼっているわけではありませんが)それに応えられるようにしなければと思いました。

0 件のコメント: